こんな悩みを解決します!
●勝ちトレーダーの考え方を身に付けたい
●勝てる思考に近付けているか知りたい
●負けトレーダーの特徴から決別したい
「直近の勝ち負けと次のトレードは無関係です」
「初心者はプロスペクト理論によって負けます」
「損切りを徹底して確率論でトレードしましょう」
トレードを続けていると、一度は聞いたことがあるアドバイスでしょう。
しかし、トレード中にプロが考える通り判断できる人は、極めて少数派です。
どうしても、さっきの負けが気になる…
私もトレード書籍や動画で、プロの特徴や思考法を、1日10時間以上インプットし続けた時期がありました。
今思えば、闇雲に勉強して、結果が変わらなかったのも納得です。
先に結論ですが、身に付けられなかった原因は、【現代社会】と【活用頻度】にありました。
そこで今回、勉強してもトレードが変わらない理由と、勝ち組の特徴・思考を身に付ける実践的な方法を3つ紹介します。
本記事の執筆者
特徴や思考の紹介ではありません。身に付ける、習得する方法です。
この方法を知ることで、プロの思考を実力として発揮することができ、知識だけでギアが空回りしていた初心者時代から抜け出せます。
スマホだけで完結できる気軽な方法です。ぜひ今日から取り入れて、勝ちトレーダーの頭を手に入れましょう。
本記事の内容
・現代社会はトレードに不利な悪癖の育成環境
・使い続けないとトレード思考は廃れる
・思考法を活用する方法はトレード外のアウトプット
勝ち組の特徴は思考優先度
人間の脳には、慣れた方法で問題を解決しようとする思考バイアスが存在します。
有名なバイアスを2つ紹介しましょう。
負け組の99%は”トレード思考<人間本能”
プロスペクト理論など、人間に元々備わった思考回路はトレードに不利に働きます。
そして負けトレーダーの99%は、人間に元々備わった思考回路を使い、トレードの判断を下します。
どうしてプロみたいな勝てる考え方ができないの?
原因は【活用頻度】です。
稼げないトレーダーが勝てる思考を働かせている時間は、せいぜいトレード勉強中の限られた時間。
反対に人間的な思考は24時間365日活用されています。
例えばスーパーやネットショップで、割引商品にお得感を感じてしまう”アンカリング効果”。これは保有するポジション価格を基準に考える、誤った癖を育てます。
また全額返金保証のサービスで安心感を抱かせる感覚は、まさに”プロスペクト理論”を使ったマーケティング戦略です。
企業や個人がモノを売ることに特化した現代社会。見渡す限り人間的思考を”くすぐる”情報が溢れています。
つまり、私たちは【トレードに不利な思考を訓練する環境】に生きています。
訓練している感覚なんてないよ!?
そこが恐ろしい部分です。
多くの人が訓練している感覚がないため、勝てるトレーダーの思考法を「知れば身に付く」と誤解しています。
この誤解こそ、負ける思考から抜け出せない最大の壁といっていいでしょう。
勝ち抜けない人は”トレード思考=情報”
思考法を勉強しても、思考の優先度は変わりません。
理由は教材の9割が、”情報の提供”で終わるからです。
この記事を書くにあたり、ブログ記事や動画を調査しました。結果、プロスペクト理論や確率論の紹介で終わっている教材が9割でした。
知識通りに考えるって、そんなに難しいの?
思考の優先度を変えるには、情報量ではなく【活用頻度】が大切。
つまり、”訓練”が必要です。
水の流れをイメージしてください。
トレード思考の知識が、雨の日だけ流れる道路の溝だとしたら、トレードに不利な人間的思考には、ナイル川ほどの水量があります。
もっと身近な例えだと、人間的思考が自転車通勤だとしたら、トレード思考の勉強は一輪車を見た回数です。触れてすらいません。
全然違う!
多くのトレーダーも、勝てる考え方という地図は持っていますが、道は全く整備されていません。
勝ち組トレーダーとは、トレード思考を使い続け、道を整備した人達です。
突破口はトレード思考の”使用頻度”
結論、トレード思考の活用機会を増やしましょう。
毎日トレードしてるから、たくさんトレード思考を活用できてる!
ここが最大の落とし穴です。
ここがポイント!
トレードは、負ける(人間的)思考を育てる最高の環境
・含み損の損失に恐怖するプロスペクト理論
・ポジションを基準に考えるアンカリング効果
・少ない取引で手法を評価する認知的完結欲求
プロの間では「トレード歴が長い人ほど勝てない」といわれています。
これは、人間的思考が取引習慣と結びつき、悪癖として育ってしまうことが原因です。
トレードするほど負けやすくなる!?
相場で取引しながら、トレードに有利な思考を訓練するのは高難易度です。
つまりチャートから離れた場所で、トレード思考の活用機会を増やす必要があります。
具体的に、どうやって増やすの?
最適解は、Twitterアウトプットです。
理由は下記の2つ。
・開始コストや労力が少ない
・手軽に継続することが可能
長く勝ち続けるトレーダーの多くが、分析や思考法を定期的に発信しています。
逆に負ける人や、運だけの爆益から衰退する人は、損益成果や武勇伝のみ呟いてます。
Twitterを思考法の”鍛錬場”にできるかが、勝てる思考を身に付けられるかの分岐点といって良いでしょう。
思考を身に付ける習慣3選
勝ち組の特徴・思考を身に付ける、Twitter活用方法を3つ紹介します。
Twitterなので、当然スマホで完結可能です。
私が実際に2年以上継続して改良を繰り返した、より効率的にアウトプットできる『テンプレート』もありますよ。
思考法アウトプット
プロのトレード書籍やブログ記事を、『自分の文章』で発信しましょう。
この『自分の文章』に加工する工程が、思考法を活用する筋トレになります。
具体的な手順は3つです。
①プロのツイート/動画/ブログ/書籍から『結論』を要約
②トレード思考・実体験から補足
③行動ベースで自分なりの『結論』を発信
この①②③が、そのままTwitter発信するテンプレートになります。
①《『本物のトレーダーなら、そういうことは自分で証明しようと思わなければいけないのですから』テクニカル分析の第一人者[ジョン・ヒル]の言葉。》
②《情報の成否に敏感だった初心者時代。”自分で証明”せず責任ばかり押し付ける、私自身が一番の偽物でした。》
③《本物のトレーダーになるには、Let’s検証です。》
①《断言しますが、ただ「乖離したから」を理由に逆張りすると負けます。》
②《乖離トレードのコツは【絞る】 私が運用するエンベ/ボリバンEAでも、シグナルを”1%まで絞って”運用することが前提です。》
③《欧州/米国時間の後半など、調整されやすい『相場背景』を組込むと、乖離は強力なチャンスになりますよ。》
間違った発信をして迷惑にならない?
最初からプロの結論を引用するため、そうそう的外れな発信にはなりません。
またプロトレーダーも、自分の過去ツイートを引用して「ダメな例です」と解説しています。
間違いに気付けたら、それはより深く思考を落とし込めた証拠。より濃い訂正ツイートで発信しましょう。
検証・分析アウトプット
ブレないトレードを実現するには、トレード手法・分析法への信頼度、つまり理解度が重要です。
そのため勝ち組トレーダーは、分析方法の”知ったかぶり”を警戒します。
心当たりがある筈ですが、同じ分析方法を何度も解説している、プロのツイートを見たことがあるでしょう。
「知ったかぶり」と「解説」が、どう関係するの?
認知科学には【説明深度の錯覚】というバイアスがあります。
ここで、現代物理学の父と呼ばれる理論物理学者[アルベルト・アインシュタイン]の言葉を引用しましょう。
『6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない』
理論物理学者:アルベルト・アインシュタイン
勝ち抜けないトレーダーほど、「手法が真似される」と秘密にしたがります。
しかし実際は、手法や分析を、再現可能なレベルで説明する方が高難易度です。
Twitterやブログで積極的に発信し、理解度を上げるメリットのほうが、何倍も大きいといえるでしょう。
ここがポイント!
圧倒的に勝ち抜いているトレーダーほど、分析を公開し続けている傾向が強い
「RSI反発に優位性はない」
いいえ、しっかり優位性があります。
決済確率を変動させ、[RSI反発注文]と[乱数注文]を直近6年間で約6億トレード比較。期待利得に最大0.4pipsを超える注文優位性が確認されました。
新発見として、長期RSIは【順方向へ優位性が高まる】データが取れたので、要深堀です。
検証や分析で負けたらアウトプットできないよ…
むしろチャンスです。損失から深掘った弱点こそ、”知ったかぶり”を浮き彫りにする価値があります。
勝率7割の手法トレーダーとは、7割の勝ち方の専門家であると同時に、3割の負け方の専門家です。
勝ちも負けもどんどん説明して、手法の10割専門家を目指しましょう。
反省・振り返りアウトプット
謙虚さを身に付ける唯一の手段です。
失敗や損失は、昇華する『活かし先』を作るだけで、簡単に受け入れられるようになります。
そんな簡単に受け入れられるの?
理由は、不安の原理にあります。
脳科学的に不安をザックリ説明すると、ノルアドレナリンが分泌され、「逃走or闘争」のスイッチが入った状態です。
ようするに、「動け!」とベルが鳴っている状態です。
そのため人は、動き方が分からない、対処方法が曖昧な失敗に恐怖します。
逆に対処方法が明確だと、人はそこまで失敗に恐怖しません。
「水に濡れる」ことをイメージすると分かりやすいでしょう。
真夏の猛暑、プールで着替えとタオルが準備されているなら、誰でも喜んで水に飛び込むでしょう。しかし、着替えもタオルもない状態では、コップ一杯の水が服にかかっただけでも、慌ててしまいますね。
「勝てるトレーダーは謙虚」というアドバイスを聞いたことがあるでしょう。
謙虚な人とは、言い換えると、発覚したマイナスを活かす鉄板パターンを持つ人です。
その鉄板パターンの中でも、最も簡単で真似しやすく、続けやすいのが『反省・振り返りツイート』です。
具体的には、過去の失敗経験を、人間的思考(バイアス)などの観点から解説して、具体的な対策を宣言する発信を繰り返してます。
1年目は愚かでした。
「RSIは勝てますか?」「BBは使えますか?」
勝ち方よりも、心の底では”負けた時の予防線”が欲しかっただけでした。
払拭で来たのは、検証で『自力で調べる』習慣が身に付いたから。
期待していた優位性とは程遠いですが、勝て筋に”納得できる”ので、やはり自力が一番です。
失敗を発信するなんて恥ずかしい…
心配する必要は皆無です。
ぶっちゃけ表現方法だけで、失敗談の印象は180度変わります。
むしろ誠実に反省し、調べて解説し、行動宣言までする人を、バカにできる人の方が少数派でしょう。
大切なのは、失敗から改善する『活かし方』を経験することです。
それが140字で実行できるのだから、続けない理由がありませんね。
補足
活かした結果の効果を気にする必要はありません。心理効果として、失敗や喪失感の供養先が明確化されるだけでも、メンタル安定化が見込めます。
失敗や損失を受け入れられる力とは、メンタル強度ではなく、活かす方法を熟練した”謙虚というスキル”ですよ。
全てスマホで完結させるのがコツ
今回のポイント
・勝ち組の特徴は、トレードに有利な思考を使い続けている人
・相場と現代社会は、トレードに不利な思考が訓練される環境
・『思考』『分析』『失敗』を深掘ってツイートし続けよう
タイトル通り、勝ち組の特徴・思考は、全てスマホで完結可能です。
しかしあえて言い直すなら、スマホで完結させることを強くオススメします。
理由は【努力密度】
一定水準を超えた努力密度は、過度な自信と顕示欲に繋がります。これは謙虚さとは真逆の感情です。
また、思考法は筋トレと同じで、習慣化しないと身につきません。
そのため、すぐに取り掛かれるスマホの手軽さが、大きな武器となります。
私も思考訓練のために、1日3ツイートと決めて積み上げてます
一度に大量の水を流しても、川はできません。
今まで勝てなかった原因は、知識勉強で1回水を流しただけだから。
スッと行動に移せるまで水を流し続け、勝てる判断に直結する太い川を作りましょう。
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