こんな悩みを解決します!
●検証に必要な回数を具体的に知りたい
●必要な回数の具体的根拠が知りたい
結局、過去検証って何回やればいいの?
過去検証するトレーダーが共通して悩む問題です。
いざ検証を始めるうえで、見通し目標を立てることは大切。
しかし具体的な目標回数を調べると、最低100回という人もいれば、1000回でも足りないという意見も…
私も何度も調べましたが、プロの書籍やブログを読み解くほどに、「最後は納得できるまで」と身もふたもない結論に逃げられ、苦労しました。
検証屋として2年以上毎日検証を続け、トータル検証回数が1兆回を超えた私が断言します。
必要な検証数は、統計的に算出が可能です。
そこで今回は、トレード過去検証に必要な回数と、その根拠について紹介します。
本記事の執筆者
この記事を読むことで、「もっと検証が必要だったのでは」という底の見えない不安を、揺るがない数的根拠で消し去れます。
真摯に検証と向き合っている時点で、既に勝ちトレーダーへ乗り換える切符を手にしてます。
「この手法は勝てるの?」という曖昧な不安を、確かな数字のダメ押しで乗り越えましょう。
本記事の内容
・役割別によって変わる検証回数の考え方
・優秀な手法(PF1.5以上)を見つけるために必要な回数
・「ランダムとは違う」が分かる”合格ライン”一覧
検証回数の役割とは?
プロが望む回数から”役割”を考察
そもそも勝てる人は何回検証しているの?
気になる疑問ですね。
書籍に載るようなプロでも、望む検証回数は様々です。
しかし「勝てる人のマネをする」とは、トレーダーの自信づけに欠かせない工程なのも事実。
また数字の目安があることで、統計的な考え方にも納得しやすくなります。
そこで小難しい理論や理屈を抜きにして、先にプロが考える《一定の基準》を紹介しましょう。
●20回未満――大幅な誤差
タートル流投資の魔術[カーティス・フェイス]
●100回以上――予測価値が高まる
●数百回――ほとんどのテストで充分
「サンプルサイズが大きいほど、その推測で得られる結果は精密になる。~(中略)〜サンプルサイズが20未満では、大幅な誤差が出るだろう。サンプルサイズが100以上なら、予測価値もずっと高まる。サンプルサイズが数百あれば、ほとんどのテストには充分だろう」
●3年分/800回
マーケットの魔術師・システムトレーダー編[ラリー・ウィリアムズ]
「少なくとも三年分のサンプル外データ取っておくようにしています」
「八〇〇回ほどあれば、たぶん検証に必要なサンプル外データは一年分で足りるでしょう」
●何千回
「将来、分析した通りにトレードできるという統計的信頼性を得るためには、開発サンプル中に何千ものトレードが含まれていなくてはならないのです」
マーケットの魔術師・システムトレーダー編[キース・フィッチェン]
●5000回
「七種類すべてについて同じルールと同じパラメータを使いました。その結果、約五〇〇〇回のトレード試行ができました。サンプルサイズがコレくらい大きくなると、トレードに自信が持てます」
マーケットの魔術師・システムトレーダー編[マレー・ルジェーロ]
●ルールの数×30~100回
「おおよその目安として、1戦略ルールにつき最低30〜100回のトレードは欲しいところだ。したがって、4つの戦略ルールがある場合、リポートには少なくとも120〜400回のトレードが必要ということになる。もちろん、トレード数は多ければ多いほどよい」
システムトレード 検証と実践[ケビン・J・ダービー]
●(20~25)×2回
「少なくともサンプルサイズ二つ分だ。サンプルサイズとは、一連の限られた数のトレードのことで、通常は二〇~二五回のトレードだ」
《ゾーン最終章[マーク・ダグラス]》
最小で30回。しかし全体を見ると、100回以下の検証で納得しているプロは少数派です。
コレッ! って回数がない…
目的別に考えると、検証回数の区別が可能です。
メンタルを重視する書籍(タートル流投資の魔術・ゾーン最終章)は、比較的少ない検証数ですね。
これは、人間の脳は目先の結果(少ないトレード数)しか把握できないため、心理的な納得に必要とするトレード数は少ないと考えられるでしょう。
反対に、機械的な性能を求めるプロは、1000回以上のトレード数を望む人が多数派。
これはTwitterやブログ界隈で活躍するトレーダーにも見られる傾向で、1000回以上とアドバイスしている人が多いです。
まとめると、以下の通り考察できます。
ここがポイント!
●納得・メンタル影響・運用力を”鍛える”ために集中して検証する回数は100未満で十分
●性能を”測定する”目的で1000回以上こなす場合は、徹底して作業化することができる
検証のやり方を調べると、日時や価格に加え、メンタル記録や気付きを書き込むようアドバイスされます。
しかし、1000回や2000回と数が必要なのは、手法の性能測定だけ。
根幹的な自信づけは100回未満で終わるので、記録する手間を大幅に削減できますね。
ランダムの”振れ幅”を抜け出す
ではなぜ、手法性能を確かめるには、たくさん検証する必要があるのでしょうか。
理由は、手法とは無関係な『ランダムの振れ幅』を超える必要があるためです。
ランダムの振れ幅って?
値動きの原因は無数にあります。
・チャート分析・季節性・参入者の気まぐれ・企業による大口売買・世界情勢etc…
そのため[手法の分析]と[値動き背景]が合致するトレード、
つまり本当の意味で手法が原因で勝てたトレードは、取引全体の5%程度です。
たったの5%!?
分かりやすく例えると、100回検証した内訳は、95回ランダムな勝ち負け、5回手法の優位性が働いた結果となります。
酷い話、負ける手法を100回検証して、
・95回のランダムが上振れして[+200pips]
・5回の手法性能が[-20pips]
⇒合計[+180pips]
勝てる手法と誤解してしまう可能性が十分ありえるのです。
ランダムに取引したら、成績は±0にならないの?
正解です。1万回や2万回と繰り返せば、成績は±0に限りなく近くなります。
しかし100回では、6回サイコロを転がして1/6を確かめているのと同じです。理論値だけを考え、結果の振れ幅を無視しています。
何回やれば、サイコロは1/6だって分かる?
ここが最大の落とし穴です。
ここがポイント!
サイコロを何億回と転がしても、正確に1/6を断言することは不可能
統計的な考え方は、『結果の振れ幅が○○へ収束する』です。
つまり、トレードでもサイコロでも、ランダムが収束していく”振れ幅”が分からない限り、ランダムと手法性能を区別することはできません。
逆に95%のランダム振れ幅を知り、振れ幅から抜け出せれば、「ランダムとは違う、これは勝てる手法だ」と確信を持つことができるでしょう。
ランダムから抜け出す合格ライン(性能編)
でも、どうやったらランダムの振れ幅なんて分かるの?
『モンキーテスト』と呼ばれる方法で、検証を行います。
トレードでは、注文決済をランダム化して検証します。
具体例を、今回の検証方法に沿って、分かりやすく紹介しましょう。
準備するモノ・ルール説明
《準備するモノ》
・チャート:ドル円1分足・18年分
・トレーダー:6000人
《ルール説明》
・2000回トレードする
・同時に抱えられるポジションは1つ
検証手順
手順1:トレーダー6000人が自由に取引
手順2:検証結果を集計・加工
手順3:取引回数ごとに成績推移を分析
この検証で、「ランダムに●●回取引した」6000人分の結果から、ランダムに発生する”振れ幅”の可能性を測定することが可能です。
今回集計する成績は下記の二つです。
PFの合格ライン
全く優位性がない場合、PFは1.0へ収束します。また手法性能は[PF1.5]あれば優秀と評価されます。
下記のグラフは、1〜200回における、500人分のPF推移です。
上振れした結果を見ると、100回以上検証しても、[PF3.0〜4.0]という規格外な優秀成績がありますね。
しかし、今回は500人、つまり500パターンですが、パターンを増やせば増やすほど、より都合の良い偶然が発生します。
あまりに都合が良すぎる偶然まで考えても、キリがないですね
そこで目安として、6000パターンから+2σ(95.45%)範囲の都合良さを合格ラインと考えグラフ化しました。
30回 | 50回 | 100回 | 200回 | 300回 | 500回 | 1000回 | 2000回 | |
PF | 2.72 | 2.19 | 1.77 | 1.51 | 1.42 | 1.30 | 1.21 | 1.15 |
思ったより速く収束する!
優秀な手法[PF1.5]を見つけるには、200回くらい必要なのか
半分正解で、半分不正解。
例えば200回検証して[PF1.5]の場合、ランダムな結果[PF1.51]+手法の性能[PF-0.01]という内訳が十分ありえますね。
手法の性能とは、合格ラインとの”差”です。
つまり『合格ラインを突破した』とは、『手法を評価する準備ができた』状態。更に+α検証する必要があります。
また取引結果の割合は、
・手法の分析通り5%
・ランダムな結果95%
ランダムを200回分収束させるために、[200回/0.95≒210回]取引が必要。
評価する+αを考えると、[PF1.5]を評価するには250回が最低条件といえるでしょう。
勝率の合格ライン
次に同じ条件で勝率を見てみましょう。全く優位性がない場合、勝率は50%へ収束します。
下記のグラフは、1〜200回における、500人分の勝率推移です。
上振れした結果を見ると、200回以上検証しても、±5〜10%の誤差が簡単に発生してしまうと分かるでしょう。
もちろん勝率でも、都合が良すぎる偶然まで考えたら、キリがありません。
同じく6000パターンから+2σ(95.45%)範囲の都合良さを合格ラインとしてグラフ化します。
30回 | 50回 | 100回 | 200回 | 300回 | 500回 | 1000回 | 2000回 | |
勝率 | 68.28%(+18.28%) | 63.92%(+13.92%) | 60.32%(+10.32%) | 57.42%(+7.42%) | 56.02%(+6.02%) | 54.54%(+4.54%) | 53.24%(+3.24%) | 52.36%(+3.36%) |
やっぱり収束するのが速い!
早い段階で高勝率手法に自信が持てる!
ここで注意点が一つ。
ここがポイント!
勝率の収束値は、手法のリスクリワードで大きく変わる
例えば、利食い[+10pips]、損切り[-20pips]、リスクリワード1:2で完全ランダムに検証すると、勝率は次の通り収束します。
勝率=10/(10+20)≒0.3333⇒33.33%
つまり、『リスクリワード1:2(33.33%)』で『100回(+10.32%)』検証した場合、おおよその合格ライン(+2σ(95.45%)範囲の都合良さ)は次の通りです。
合格ライン=33.33%+10.32%=43.65%
リスクリワードを計算するなんて面倒…PFだけでよくない?
その通り。「ランダムとは違う」を確かめるだけなら、PFだけで問題ありません。
しかし手法の改善方針を確かめるなら、手法の分析”精度”、つまり《手法が原因で勝てた》確率を確認する必要があります。
例えば『リスクリワード1:1(50%)』で『1000回(+3.24%)』、検証した結果が勝率[65%]だった場合、測定できた手法の分析精度は次の通り。
分析精度=65%-(50%+3.24%)=11.76%
経験則ですが、分析の精度が20%を超える場合、本来獲れるはずのチャンスまで絞られています。ルールを緩めて、資金効率を上げても良いでしょう。
逆に分析の精度が5%未満の場合、不要なトレードが多く、取引コストを支払いすぎてます。チャンスを絞って、コストを抑える改善が必要です。
検証した”次”を考えるなら、勝率も計算したほうがいいね
改善方針を確かめるなら、精度±5%までランダムの振れ幅を抑えたいところ。
最低でも500回は検証する必要があるでしょう。
ランダムから抜け出す合格ライン(pips編)
そもそも、PFとか勝率とか計算するのが面倒…
検証に不慣れな場合、取引数と合計pipsしか記録してない人も多いでしょう。
合計pipsの合格ラインが分かると、検証しながら「ランダムとは違う」が確かめられて便利ですね。
しかしpipsの振れ幅は、トレードスタイルや時間足によって大きく変わります。
そこで…
時間足:4通り(1分足、5分足、15分足、60分足)
想定手法:逆張り×4、乖離×4、順張り×4
計48通り×500パターン、合計24,000通りを検証しました。
具体例を、今回の検証方法に沿って、分かりやすく紹介しましょう。
準備するモノ・ルール説明
《準備するモノ》
・チャート:ドル円1分足・5分足・15分足・60分足(18年分)
・トレーダー:6000人(500×12)
《ルール説明》
・2000回トレードすること
・同時に抱えられるポジションは1つ
・グループ別に、だいたい●●本保有すること
グループ①相場反応型(500人×4)
例:BBσ反発、RSI反発、ライン反発などの短期手動決済
A平均5本保有・B平均10本保有・C平均15本保有・D平均20本保有
グループ②乖離反発型(500人×4)
例:長期エンベ乖離、ライン反発などの目標値決済
E平均25本保有・F平均30本保有・G平均35本保有・H平均40本保有
グループ③トレンドフォロー型(500人×4)
例:押し目買い、戻り売り、ラインブレイクなど
I平均45本保有・J平均50本保有・K平均55本保有・L平均60本保有
検証手順
手順1:トレーダー6000人が自由に取引
手順2:検証結果を集計・加工
手順3:取引回数ごとに成績推移を分析
これなら目安になる!
でも、複数の時間足を使う人はどうするの?
マルチタイムフレーム分析などで複数時間足を扱う場合、次の3つが判断基準です。
・取引タイミングを見る一つ上の時間足
・決済に使う時間足
・2番目に短い時間足
では早速、それぞれの合格ライン(+2σ(95.45%)範囲の都合良さ)を見ていきましょう。
1分足の損益合格ライン
1分足 | 30回 (pips) | 50回 (pips) | 100回 (pips) | 200回 (pips) | 300回 (pips) | 500回 (pips) | 1000回 (pips) | 2000回 (pips) |
5本保有 | 47.10 | 57.66 | 88.18 | 124.02 | 148.37 | 197.87 | 268.20 | 366.04 |
10本保有 | 60.14 | 75.80 | 110.90 | 153.96 | 186.73 | 240.32 | 335.40 | 499.48 |
15本保有 | 79.29 | 105.78 | 151.21 | 199.30 | 251.29 | 315.90 | 449.78 | 641.17 |
20本保有 | 80.39 | 105.99 | 154.66 | 241.13 | 286.33 | 367.37 | 519.18 | 707.07 |
25本保有 | 95.94 | 124.28 | 173.81 | 231.01 | 282.19 | 373.76 | 537.10 | 748.13 |
30本保有 | 100.06 | 122.43 | 187.65 | 262.56 | 327.45 | 436.99 | 596.37 | 811.65 |
35本保有 | 111.70 | 148.43 | 197.29 | 271.94 | 338.41 | 461.28 | 638.50 | 896.95 |
40本保有 | 129.21 | 163.32 | 225.36 | 325.63 | 383.92 | 516.92 | 759.74 | 1025.26 |
45本保有 | 119.28 | 155.10 | 221.13 | 306.18 | 369.35 | 484.15 | 685.88 | 937.22 |
50本保有 | 138.68 | 185.89 | 247.93 | 354.54 | 453.48 | 564.96 | 779.71 | 1113.22 |
55本保有 | 153.31 | 197.59 | 268.50 | 370.35 | 463.11 | 580.15 | 838.10 | 1130.65 |
60本保有 | 138.89 | 174.91 | 253.48 | 367.27 | 452.30 | 562.78 | 794.35 | 1126.48 |
5分足の損益合格ライン
5分足 | 30回 (pips) | 50回 (pips) | 100回 (pips) | 200回 (pips) | 300回 (pips) | 500回 (pips) | 1000回 (pips) | 2000回 (pips) |
5本保有 | 92.79 | 122.70 | 176.55 | 254.61 | 306.64 | 391.21 | 540.71 | 778.00 |
10本保有 | 132.71 | 177.40 | 237.00 | 334.25 | 401.62 | 495.96 | 708.80 | 1,018.12 |
15本保有 | 169.82 | 222.45 | 320.83 | 466.54 | 543.94 | 676.77 | 915.73 | 1,338.89 |
20本保有 | 174.83 | 210.03 | 309.27 | 435.35 | 527.87 | 693.07 | 1,054.17 | 1,433.65 |
25本保有 | 217.27 | 272.86 | 390.85 | 543.25 | 652.95 | 854.58 | 1,242.68 | 1,695.90 |
30本保有 | 239.08 | 284.46 | 409.91 | 584.31 | 727.15 | 915.13 | 1,293.78 | 1,810.09 |
35本保有 | 233.25 | 313.43 | 435.32 | 608.97 | 773.42 | 996.61 | 1,430.70 | 2,040.94 |
40本保有 | 258.55 | 336.35 | 469.96 | 706.84 | 827.07 | 1,105.99 | 1,557.76 | 2,194.64 |
45本保有 | 272.81 | 348.99 | 497.45 | 680.77 | 819.53 | 1,087.92 | 1,537.08 | 2,196.09 |
50本保有 | 277.91 | 362.70 | 546.22 | 783.99 | 921.86 | 1,158.39 | 1,640.28 | 2,393.53 |
55本保有 | 300.74 | 386.78 | 546.42 | 779.24 | 943.81 | 1,235.38 | 1,786.27 | 2,445.01 |
60本保有 | 327.42 | 425.00 | 610.31 | 852.16 | 1,064.44 | 1,332.73 | 1,865.94 | 2,601.48 |
15分足の損益合格ライン
15分足 | 30回 (pips) | 50回 (pips) | 100回 (pips) | 200回 (pips) | 300回 (pips) | 500回 (pips) | 1000回 (pips) | 2000回 (pips) |
5本保有 | 158.09 | 208.77 | 312.47 | 422.12 | 510.11 | 669.43 | 946.46 | 1,328.22 |
10本保有 | 217.68 | 297.19 | 426.72 | 593.25 | 705.74 | 947.69 | 1,367.95 | 1,873.46 |
15本保有 | 283.26 | 377.36 | 520.94 | 712.06 | 856.90 | 1,090.58 | 1,570.83 | 2,226.96 |
20本保有 | 328.99 | 416.75 | 593.63 | 785.30 | 973.18 | 1,267.81 | 1,759.79 | 2,453.54 |
25本保有 | 414.40 | 507.01 | 698.56 | 997.53 | 1,259.29 | 1,541.04 | 2,077.44 | 2,965.46 |
30本保有 | 396.01 | 497.56 | 719.29 | 1,000.62 | 1,228.62 | 1,574.69 | 2,207.36 | 3,118.97 |
35本保有 | 461.92 | 592.80 | 794.75 | 1,114.31 | 1,284.45 | 1,676.58 | 2,456.70 | 3,706.42 |
40本保有 | 438.73 | 559.65 | 793.49 | 1,134.20 | 1,416.73 | 1,723.85 | 2,482.39 | 3,625.63 |
45本保有 | 475.13 | 618.70 | 852.96 | 1,214.54 | 1,535.37 | 1,971.81 | 2,810.15 | 3,696.54 |
50本保有 | 497.71 | 660.03 | 891.93 | 1,266.38 | 1,497.33 | 1,922.33 | 2,810.40 | 3,920.13 |
55本保有 | 524.34 | 664.91 | 949.11 | 1,293.44 | 1,631.39 | 2,115.24 | 2,959.57 | 3,973.18 |
60本保有 | 516.35 | 686.69 | 994.22 | 1,440.85 | 1,747.94 | 2,194.41 | 3,319.35 | 4,669.71 |
60分足の損益合格ライン
60分足 | 30回 (pips) | 50回 (pips) | 100回 (pips) | 200回 (pips) | 300回 (pips) | 500回 (pips) | 1000回 (pips) | 2000回 (pips) |
5本保有 | 334.51 | 416.37 | 592.71 | 859.97 | 1,044.93 | 1,368.67 | 1,935.62 | 2,678.99 |
10本保有 | 448.62 | 578.95 | 783.54 | 1,156.87 | 1,419.14 | 1,868.49 | 2,742.45 | 3,715.61 |
15本保有 | 520.05 | 676.22 | 969.09 | 1,353.43 | 1,700.70 | 2,158.34 | 3,080.22 | 4,423.77 |
20本保有 | 608.87 | 789.04 | 1,130.36 | 1,574.95 | 2,013.83 | 2,540.28 | 3,586.53 | 4,858.55 |
25本保有 | 666.69 | 895.80 | 1,305.88 | 1,935.77 | 2,271.29 | 2,846.59 | 4,030.77 | 5,735.13 |
30本保有 | 765.33 | 982.49 | 1,444.42 | 1,989.33 | 2,529.86 | 3,065.84 | 4,241.43 | 5,852.42 |
35本保有 | 811.82 | 1,012.82 | 1,484.58 | 2,052.24 | 2,605.93 | 3,320.78 | 4,539.99 | 6,516.32 |
40本保有 | 903.92 | 1,156.90 | 1,593.09 | 2,233.85 | 2,729.74 | 3,670.23 | 5,007.78 | 7,313.57 |
45本保有 | 886.79 | 1,193.97 | 1,712.14 | 2,422.53 | 2,963.90 | 3,893.11 | 5,517.91 | 7,670.36 |
50本保有 | 984.78 | 1,255.35 | 1,675.20 | 2,408.73 | 3,050.01 | 3,850.90 | 5,533.71 | 8,207.50 |
55本保有 | 1,040.77 | 1,351.28 | 1,954.35 | 2,781.17 | 3,254.46 | 4,198.79 | 5,977.19 | 8,349.88 |
60本保有 | 1,068.40 | 1,366.19 | 1,861.74 | 2,642.80 | 3,261.07 | 4,427.72 | 6,250.50 | 8,855.94 |
まとめ:「●●回すれば大丈夫」は存在しない
今回のポイント
・メンタル/運用力を”鍛える”目的の回数は100未満で十分
・優秀な手法(PF1.5以上)を”見つける”回数は最低250回
・手法の”改善する”方針を見極める回数は最低500回
多くのトレーダーが《手法が原因で勝てた》割合を知らないため、「100回やったら…」「1000回なら…」と回数に注目します。
そのため「●●回検証したらいいですか?」と判断を委ねて、他責思考に陥る初心者が多いです。
今回、『ランダムとは違う』が判断できるよう、合格ラインを紹介しました。
もう検証に他責思考を持ち込まず、「これは使える手法だ」と自信をもって断言できるでしょう。
オマケだけど、SNSで数トレードの爆益報告を見ても「ランダムが上振れしたんだなぁ…」と冷静になれるね
トレードとは、5%の優位性を確保するために、95%のランダムな勝ち負けに耐える、”運用力”が試される世界。
ランダムな勝ち負けを乗り越える感覚は、デモトレードや実トレードでは実現困難。まさに検証したトレーダーだけが辿り着ける境地です。
ぜひ合格ラインを突破して、揺るがない数的根拠で【繰り返して勝つ】を身に付けてください。
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