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EAは市販か自作か?必要なスキルを細かく解説【迷ったら自作】

こんな悩みを解決します!

●EAは詐欺が多いって聞くけど本当?
●裁量トレードしてるけど、EAに裁量知識を活用できる?
●市販EAか自作EAか決めるヒントはある?

いざEAを始めようと考えた時に、必ずぶつかる壁があります。

市販EA、自作EA、どっちにしよう?

市販EAは、知識がいらずで始められるけど詐欺が多い。自作EAは、騙される心配はないけど勉強が難しい。

比較すると、どちらが優れている訳ではなく、一長一短ですね。

結論、圧倒的に自作EAがオススメです。

というのも、市販EAと自作EAとでは、求められるスキルが全く異なります。その中でも市販EAは、勝ち抜くために必要なスキルが極めて特殊です。

もし必要なスキルを知らないままEAの世界に飛び込むと、支払った資金も費やした時間も、全て無駄となる結果に…。

そこで今回は、市販EAと自作EAに必要なスキルを、より現実的な目線から3つ紹介します。

本記事の執筆者

記事の信憑性

今回の記事を読むことで、「時間がない人」「メンタルが弱い人」といった表面的な言葉に踊らされず、勝ち続ける目的に特化した判断が行えます。

どちらに有利な武器を持っているか確認し、戦う戦場を見定めましょう。

本記事の内容

・EAに騙される本当の理由
・裁量経験を活かす方法
・市販/自作EAで勝ち続ける必要スキル3つ

目次

EAに騙される本当の理由

市販EAは”騙し”に満ちた世界です。

なぜ騙されるのか。ここではその原因を「EA製作者」と「相場特性」それぞれの事情から解説します。

製作者がEAを配る目的

そもそもどうしてEAを売ったり配ったりするの?

EAを「始めてもらうこと/使ってもらうこと」にメリットがあるため、製作者はEAを配ります。

EAが配られる理由は主に3つです。

理由①:EAを販売してお金を稼ぐ

俗にいう有料EA。EAを販売することでお金を儲ける仕組みです。

理由②:FXアフィリエイト

無料EAを使って、証券会社からアフィリエイト報酬をもらう仕組みです。

アフィリエイト報酬って?

《アフィリエイト報酬》
指定した証券会社へ勧誘し、ユーザーが口座開設や取引することで、証券会社からもらう報酬。

口座開設や取引してもらうことがゴールなので、必ずしもユーザーを儲けさせる必要はありません

理由③:フォワードテスト

試作EAを配布し、ユーザーの口座とお金を使って実相場でのデータ収集を行う目的です。

あくまでテストを行う目的なので金銭的報酬は発生しませんが、制作者自身はリスクなしに、実践データを集められます。

注目すべきは、理由①②③に共通して、ユーザーの利益損失は報酬に一切関係しません

誰かを儲けさせる目的でEAは配られない!?

配布する立場から見ると「ユーザーを儲けさせる⇒ユーザーを増やす手段の一つ」です。

報酬効率を上げるなら、EAの品質を上げるよりも、SNS発信やマーケティング技術を磨いた方が効果的だと言えるでしょう。

相場で使わず「EAを商品として稼ぐ」ビジネスモデルが、EAで騙される鉄板パターンの一つです。

運用者を騙すマイナス期間

【勝てるEA】を手にしても、相場とEAの相性がユーザーを騙す場合があります。

EA製作者全員が、ユーザーを騙す悪人というわけではありません。

ユーザーから寄せられた「稼げました」の声は、EA製作者にとってこの上ない賛辞です。配る目的からズレていても、EAの品質には製作者なりに全力が注がれています。

しかし、全戦全勝のEAは存在せず、優秀なEAでも、数ヶ月とマイナスが続く時期があります。

このマイナス時期は、EA製作者の視点から見ると想定通りなのですが、EAの中身を知らないユーザーから見ると「何で損失が続いてるの?」と不安になる時期です。

特に相場経験の少ない人は、EAを”稼いでくれるシステム”と考えているため、損失時期に入ると「稼げないEAだ」⇒「騙された!」と考えてしまいます。

わけも分からずお金が減っていく状態、不安になって当然です

相場のランダムな特性は、負ける手法を勝たせて希望を抱かし、勝てる手法を負かして不安を煽ります。

・製作者が作ったEAが粗悪で負けてるのか。
・相場と相性が悪く一時的なマイナスなのか。

市販EAは、かたや顔も知らない相手に騙され、かたやランダムな相場に騙され、とにかく”騙し”に満ちた世界です。

更にロジックの中身が分からないという市販EAの特性もあいまり、EAに対する疑念を拭い切ることは不可能と言っていいでしょう。

裁量経験を活かす方法

裁量経験がEAにもたらす影響について、実際に裁量⇒市販EA⇒自作EAとトレードスタイルを変更させた経験から解説します。

市販EAでは邪魔になる

先に結論をいうと、市販EAに対して裁量経験は”毒”です。

なぜ裁量経験が”毒”になるのか。理由は市販EAの失敗原因で最も多い《介入》にあります。

《介入》
EAの決済システムを無視して、含み損や含み益を手動で決済すること。また注文するLot数の変更やEA自体のON/OFFを頻繁に繰り返すこと。

分かりやすくいえば、EA+自己判断でトレードを行うことです。

介入すると何がいけないの?

ここで、名著[マーケットの魔術師 システムトレーダー編]から最後の要約文を一部引用しましょう。

【裁量とメカニカルな方法を組み合わせてはならない。なぜなら、まさに両者の最悪の部分が引き出されることになるからである】
(引用:マーケットの魔術師 システムトレーダー編)

並外れた経験を持つプロトレーダーでさえ、システムに手動の判断が加わることを嫌います。

しかし裁量トレードを経験したトレーダーの頭は、介入できる手段でいっぱいです。ラインを引いたり、MAを表示させたり、EAのシステムをもっと良くできるであろう方法がたくさん浮かびます。

そうしてイロイロな方法で手を加えてしまい、

・損切できなかった…
・利確してからもっと伸びた…

と散々な結果に…。

もっと良くできるで”あろう”に騙され、ルールを破ってしまうのが、トレード失敗あるあるです

断言しますが、EAトレードは余計な知識との戦いです。

裁量トレーダーから市販EAトレーダーを目指す場合は、介入できる実力がハンデであることを自覚して挑みましょう。

自作EAと裁量経験は相性抜群

市販EAとは反対に、自作EAと裁量経験は相性抜群です。

理由は、主に3つあります。

①裁量経験がEAの戦略作りへ活かせる
②EA検証データから裁量手法を磨ける
③EA手法や裁量手法を守りやすくなる

①裁量経験がEAの戦略作りへ活かせる

市販EAの場合、裁量経験を活かせる場面はトレード中のみ。しかしトレード自体はEAが行うため、経験を活かすことが出来ません。

無理に活かそうとすると、裁量とEAの悪い部分ばかり引き出されるので注意です

自作EAの場合、裁量経験を活かせる場面はトレード前。アイデア出しやルール作りの段階から活かすことが可能です。

例えばMAを使った売買方向の決定基準や、裁量で戦い続けた時間帯の相場特徴は、実際に相場へ触れた肌感覚からしか生まれません。

②EA検証データから裁量手法を磨ける

実は、裁量トレードから自作EAへ活かす道だけでなく、自作EAから裁量トレードへ活かす道もあります。

実際に私が自作EAから裁量トレードへ活かした方法を紹介します

1・サンプルEAを少し弄ってRSI30/70で売買するEAを作成
2・EAを検証し、RSI30/70の取引サンプルを数万単位で収集
3・取引サンプルを月日、時間、MAの方向など条件ごとに分別
4・機械的に勝ちやすい条件を発見
5・裁量で手法を運用

EAバックテストには短時間で正確なサンプルを集められる強みがあります。そしてこの強みは、まともに勝てるEAが作れない段階から可能です。

EAを運用するには、PCを動かし続ける電気代やネット代、またVPSを契約したサーバ代が重い足かせ。そういった出費が気になる裁量トレーダーでも、自作EAは手法開拓の心強い味方となります。

③EA手法や裁量手法を守りやすくなる

手法の守りやすさを決める要素は主に2つです。

・データの納得度合
・ルールの明瞭さ

②でもお話ししましたが、EAバックテストは数万単位の取引サンプルを集めることができます。さらにルールもハッキリしており、取引内容も誤魔化しが含まれません。

またEAと同じ条件で裁量検証することで、膨大なデータと手法運用の肌感覚を最短ルートで手に入れることが可能です。

データと自信の両方が手に入る!

でも、データ数やルールの正確さなら、市販EAも同じでは?

たしかに市販EAも、データ数と正確さは同じ条件です。

しかし繰り返しになりますが、手法の守りやすさを決める要素は『データの納得度合』と『ルールの明瞭さ』であり、単純に数と機械的な結果を揃えればいいわけではありません。

明瞭さ』とは、ハッキリして分かりやすいことを示します。元となる価格データ、プログラムの中身、改ざんの有無が分からない市販EAの検証結果は、そう簡単に『納得』できません。

たとえ簡単なプログラムでも、自分で作ったモノなら疑いようがありませんね

EAでも裁量でも『ルールを守れず失敗する』ことは共通しています。この難関を最速で突破できる方法が自作EA+裁量の組み合わせです。

勝ち続けるために必要なスキル

少し辛口になりますが、ネット上にあるEAに「向いている人」というアドバイスは、9割はEA販売やアフィリエイトへ誘導するマーケティング戦略です。

EAを始めてもらうことが目的で、稼げるかは考慮してません

そこで、EAで勝つ実践ベースで考えた場合、必要なスキルを市販EAと自作EAについて3つずつ紹介します。

市販EA①詮索力

分かりやすくいえば『疑う・確かめる』スキルです。

市販EAは”騙し”に満ちた世界なので、情報を妄信せず、前提となる土台から多面的に疑う詮索力が求められます。

例えばEAの紹介ページを見て…

「過去のチャートだけに合わせてない?」
「サポート充実ってことは、入門者狙いかな?」
「この人が販売した他EAはどんな結果?」

探偵や警察が『情報の裏取り』をするイメージに近いですね

市販EAを運用し続けるには、EAへの納得が不可欠。そして詮索力とはEAを『自力で納得する力』です。

他人のレビューや意見に依存せず、経験や専門知識と比較したり、自らデータを取って分析する行動力が求められます。

市販EA②マーケティング知識

繰り返しになりますが、市販EAは相場で稼ぐ力よりもマーケティング技術が求められる界隈です。

マーケティング技術を誤解を恐れず説明すると『ただの石を幸運の宝石と言って買わせる力』です。

それって詐欺では?

その通り。詐欺とはマーケティング技術を悪用した結果です。そのためマーケティング知識があるだけで、悪質なEAを掴むことはが無くなります。

また最近はEA販売の外注環境が整い、EAを知らないマーケティング専門家が粗悪EAを販売するケースが増えてきました。

そういったEAの紹介ページは「EA情報+マーケティング要素」に分けることができます。知識があればEA情報だけを見抜け、①詮索力の精度を大きく上げることが可能です。

マーケティング知識は、粗悪EAを掴まない防御力です

市販EA③勉強癖

市販EA最大の欠点は『トレードスキルが身に付かないこと』です。

理由は、トレーダーがトレードの全てを背負えない点にあります。

・Lotを上げて大損してしまった。
・含み損が不安になって手動決済してしまった。

こういった失敗にいたる”操作”は、EAを運用するトレーダーに原因があります。しかし実際にトレードを”実行”したのはEAであり、EA開発者に原因が全く無かったと100%言い切るのは難しいでしょう。

また市販EAは、裁量や自作EAと比較し、トレード環境がチャートから離れています。そのため値動きの原因が掴みにくく、損に対して反省したり、改善策を立てることが非常に困難です。

まとめると市販EAでは、損の責任も、損の原因も、トレーダーは中途半端にしか掴めません。そのため中々反省や改善に踏み出すことができず、トレードスキルを鍛えるチャンスを失ってしまいます。

お金を失っても、得るモノが薄いなんて…

一方、市販EAで稼ぎ続けるトレーダーは、ポートフォリオ理論や市販EA自体の研究など、自ら専門分野に飛び込みトレードスキルを磨いています。

複数EAの運用実績を細かく分析したり、市販EAの設定値研究を専門とするトレーダーもいます

市販EAは裁量や自作EAと比較して、トレードを勉強する切っ掛けが非常に少ないです。そのため市販EAで稼ぎ続けられるか否かは、トレーダー自身の勉強習慣によって決まると言っていいでしょう。

また鍛えた専門性は、①詮索力であげた『前提を疑う力』に直結するため、良いEAに巡り会う発見力が備わります。そのため後発的でも勉強癖をスキルとして鍛えることを強くオススメします。

勉強癖は、トレーダーの成長に加え、良いEAを見逃さないスキルです

自作EA①裁量トレード経験

自作EAを始める前に裁量トレードを経験すると有利です。

裁量トレードの経験は、EAを作ったり改善したりする『良質なヒント』になります。

中でも最大の利点は、EAを作る段階から、トレーダー自身の得意/不得意を組み込める点といっていいでしょう。

私も驚きましたが、自作EAの戦略は思ったより早く完成します。しかし、そのEAとトレーダーで相性が良いかは別の問題です。

いきなり自作EAを作り始めた人は、どんなトレード戦略と相性が良いか分かりません。そのため相性が悪いEAを作ってしまうと、短い間は稼げてもストレスが溜まり、トレードにも日常生活にも支障が出てしまいます。

いつも長い間マイナスが続くから、本当に稼げるのか毎日不安…

反対に裁量トレードを経験していると、複数のポジションを持っても混乱しなかったり、長いマイナスに耐えられず決裁してしまったり、早い段階でトレーダーとしての『得意/不得意』が分かります。

断言しますが、相場だけを見て勝てるEAを作れても、トレーダー目線で運用に耐えられないEAは勝ち続けられません。

相場目線とトレーダー目線の両方を組み合わせるために、まずは裁量で相場に触れ、自分がどんなトレーダーなのか確かめてみましょう。

自作EA②習慣化

最重要です。

もう一度いいます。最重要です。

自作EAトレーダーに必要な武器は2つ。

・EAの”開発力”
・EAの”検証力”

この2つは、確実に積み上げることができる唯一無二の武器です。言ってしまえば、自作EAで稼げる可能性は、『どれだけ開発作業と検証作業をこなせるか』で決まります。

私も年単位で毎日検証しており、まだ伸びる余地があると考えています

トレードは全てEAが行うため、トレーダーは24時間365日ずっと開発と検証に専念することが可能です。

そのため長期的には、いかに日常へ開発と検証を落とし込めるか、つまり『習慣化』がカギを握ります。

・夜の寝る前に、朝の出勤前に検証開始
・朝起きたら、夕方帰宅したら検証結果の整理
・土日は検証と合わせてEA開発、MQLコードの勉強

運動習慣があったり、読書習慣があったり、意図的に習慣を作ったことがある人は、自作EAでも成功しやすいです。

自作EA③プログラム経験が無い(少ない)

EAはプログラムだから、プログラム経験がある私にピッタリ!

いいえ、逆に向いてません。

意外に思われますが、プログラム経験が無い(少ない)ほうが、自作EAでは成功しやすくなります。

これは、プログラム経験が豊富な人は、自分が作りたい手法を簡単にシステム化できてしまうため、相場の特性よりも『方法論』にこだわってしまうことが原因です。

分かりやすく言い換えれば、裁量の手法探し、市販EAのEA探しと同じことを繰り返してしまいます。

実はこの『方法論』へのこだわりはプログラム以外でも起こりやすく、代表的な話が数学者や経済学者を例にしてトレード書籍に載っています。

どうして方法論にこだわってしまうの?

理由は簡単で、人間の脳は問題に直面した時、慣れた方法で解決しようと考える思考バイアスを持っているからです。

有名な思考バイアスを2つ紹介しましょう。

《現状維持バイアス》
「知らないことや経験したことがないことを受け入れたくない」という心理傾向
《ザイオンス効果》
「何度も同じモノや方法に繰り返すことで愛着がわく」という心理傾向

トレードで失敗する原因は様々で、トレーダーが原因だったり、相場自体が原因だったりします。そんな中で、トレード方法が原因になる失敗は、実は稀です。

しかし問題解決が”慣れた方法”、つまり方法論になってしまうと、意味のない改善を繰り返してしまいます。

逆にプログラム未経験、かじった程度のトレーダーがEAを作り始めると、相場視点やトレーダー視点など本質的な解決策へ取り組みやすくなるため、比較的成功しやすいです。

自作EAでは、トレードスキル≧応用可能な専門スキル、の状態が最適です

まとめ:迷ったら自作しましょう。

市販EAで求められるスキルは、トレードから外れた特殊なモノが多く、自ら磨く姿勢で体当たり的に鍛えるしかありません。

反対に自作EAに求められるスキルは、直線的に鍛えることができるため、作って試した経験値が実力へ結びつきやすくなっています。

そのため”始めやすさ”では市販EAに軍配が上がりますが、稼ぎ続ける領域まで”スキルを磨く”場合は自作EAが圧倒的に有利です。

今回のポイント

・市販EAは製作者と相場の両方に騙される
・裁量トレード経験があるなら自作EA一択
・自作EAは経験とスキルが結びつきやすい

トレードの”始めやすさ”とは、言い換えると「知識なしの状態でお金をリスクに晒せる」ことを指します。

早く稼げる、って勘違いすると危険ですよ

裁量も市販EAも自作EAも、稼ぎ続けるために必要な努力量は変わりません。そのため、トレード方法ごとの努力効率がモノを言います。

その点で一番効率的なトレード方法が、自作EAです。

最近は、EA作成ノウハウやEA作成ツールなどが充実してきているので、自作EAも取り組みやすくなりました。

もしEAトレードで市販か自作かで迷ったなら、思い切って自作に挑戦してみましょう。

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この記事を書いた人

トキのアバター トキ FX検証屋

PC18台を酷使して検証を回し続けるFXの【検証屋】|FX歴5年兼業トレーダー|鉄道業リスク管理者|メンタル心理カウンセラー|裁量トレードに挫折⇒簡単な自作EAを量産してポートフォリオ化⇒3ヶ月で月10万を達成|現在64個の『単純EA』を運用|裁量/EA両方に使える【勝ち続ける自立トレーダー】に特化した情報を発信中‼️

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