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【2年目以降】FX中級者こそ役立つトレード書籍の役割3選【ブレイクスルーの鍵】

こんな悩みを解決します!

●1年以上経過したけど中々勝ち抜けられない。
●本を読んだだけで全然活かせなかった。
●難解本を買っただけで放置している。

トレード1年続けたけど、ぜんぜん勝ち抜けられないよ

『1年で9割が退場する』と言われるトレードの世界では、1年生き残ること自体が偉業です。

しかし周囲を見ると、1年以内に勝ち始める人がたくさん。

実際私も2、3年と勝てない時期が続き、焦りを感じてました。

がむしゃらに取り組んだ今だから分かります。

個人トレーダーは[書籍]に頼らないと、成長できません。

トレード本なら読んだけど、難しくてよく分からなかった…

ココが最大の勘違いポイント。

手前味噌ですが、月に15冊以上を扱う本の虫トレーダーだから断言できます。

トレード書籍の活用は、2年目以降にリスタートすると、真価を発揮する。

そこで今回は、勘違いされやすい、トレード書籍にまつわる[誤解]3つと、効率よく活用するために知っておきたい、トレード書籍の[役割]を3つ紹介します。

本記事の執筆者

記事の信憑性

今回の記事を読むことで、成長が行き詰っていた原因が分かり、再現性の高いブレイクスルーの鍵を手に入れることができます。

私一人の体験談だけでなく、科学証明された根拠も分かりやすくまとめました。

【本記事の内容】

本記事の内容

・トレード書籍にまつわる誤解3つ
・トレード書籍がもつ役割3選
・2年目以降の書籍勉強が最適な理由

目次

トレード書籍にまつわる誤解3つ

投資の神様[ウォーレン・バフェット]も、多読家として有名です。

これは、圧倒的な成果を上げるトレーダーですら、書籍勉強に”成長余地”が残されていることを意味します。

分かりやすくいえば、スキルを一定以上高めるためには、書籍を頼るほかありません。

しかしトレーダーの7割は本へ手を伸ばしません。9割は本を活かせません。

これは、トレード書籍にまつわる誤解が原因です。

そこでまずは、書籍勉強の成長を妨げる誤解を3つ紹介します。

誤解1:書籍を読んだら勝てる

本を読んだけど、全然勝てなかったよ…

先に結論ですが、どんなに簡単な本でも、1回の読書で成長できるのは1ページ程度です。

理由は、『記憶の仕組み』にあります。

脳の短期記憶は、一度に7±2個の情報しか覚えられません。そして短期記憶の中でも、特に印象に残った数個が、長期記憶として定着(成長)します。

この原理は、行動経済学者[ダニエル・カーネマン]が提唱した『ピークエンドの法則』として有名です。

【ピークエンドの法則】
最もインパクトのある場面と、最後の場面しか残らない記憶原理

例えば100ページ読んだとします。一般的に1ページには約3個の情報があり、単純計算300個の情報です。

一度の読書で、効率よく9個の短期記憶が確保できたとします。

ピークエンドの法則より、インパクトがある3個、最後の情報である1個を選別し…

(3+1)/300=0.01333⇒1.3%

想像してみてください。

会社で後輩にアドバイスし、1.3%しか伝わらない。はたして後輩の仕事成果は変わりますか?

なるほど、一度にたくさん読んでも、成長できないんだ

でも、作者が本当に伝えたい部分は、全体の2割って聞いたよ?

読書スキルがある人は【はじめに⇒おわりに⇒目次⇒目的のページ】という順序で読み、最速で書籍の本質へたどり着きます。

しかし重要なのは、

ここがポイント!

作者が本当に伝えたい情報と、あなたに合致する情報は違う。

トレードのレベルが上がると、必要となる(=印象に残る)情報が大きく変わります。

1年目に1つも理解できなかった難解本でも、2年目になって読み直すと、成長の宝石に変わることが珍しくありません。

実際私もトレード書籍の”再読”を繰り返してますが、読み始めて3年経った今でも、役立つ情報が見つかります。

初心者向けの本でも、海外トレーダーの難解本でも、「本を読んだ⇒勝てた」とはなりません。

何度も読み直しが必要ですよ。

誤解2:書籍を買うお金でトレードする

とにかくチャートを見て、実際にトレードして学ぶのが一番だよ!

結論、実トレードによる学習効率は、最初の1ヶ月から急速に落ち込みます。半年経つと、1万円の損失を出して、学びがゼロなんて珍しくありません。

これは、トレードに植え付けられた最初期の成長体験が原因です。

最初の一か月は、取引画面の操作方法や、インジケータの表示、Lot操作、分析経験など、実トレードから急速に学びます。
また情報源も、トレード書籍より、無料のブログや動画のほうが、トレーダーのレベルに合致します。

歯に衣着せぬ言い方をすれば、

トレーダーはまず【書籍勉強≺無料のブログ/動画≦実トレード】という成長を体験する。

この体験を引きずるのが、勝てないトレーダーの典型例でしょう。

例えるなら、家を建てるのに技術書や設計図を買わず、幼稚園で積み木の家を作った経験を頼りに、ひたすら必要そうな材料を集めている状態です。

でもプロだって、『実際の損失からしか学べない』とアドバイスしてるよ?

断言しますが、その学びが『何の役に立つか』を、9割のトレーダーが正しく判別できません。

分かりやすくいえば、家を建てたことがない人が、漆喰や電線管やクレーンを渡され、「役立ててね」とだけ言われた状態です。

家どころか、屋根すら作れない

2~3階と、経験をスキルとして積み上げるには、勝てる手本(=設計図)が不可欠ですよ。

誤解3:書籍に書かれた手法は勝てる

お金を払って手に入れた情報だもん! 今度こそ勝てるよ!

あえて例えるなら、トレード書籍に書かれた手法の役割は、動物園の客寄せパンダと変わりません。

本の虫トレーダーとして断言しますが、プロトレーダーが本当に語りたい2割は、『メンタル面』が大多数です。

しかし勝てないトレーダーに、メンタルの”必要性”を感じている人は少数派。

そこで、書籍を手に取ってもらうセールス手段として、手法が使われます。

イメージとしては、

・セレブな買い物を誘発させる<高級車の展示>
・ついで買いで売上を狙う<スーパーのセール品>
・グッズやチケットを買わせる<動物園のパンダ>
⇒本当に大切なメンタルを知ってもらう<勝てる手法>

たしかに、どんな本でも[メンタル]や[取り組み姿勢]が最初に書かれてるね

でも、ネットの無料手法よりは勝てるでしょう?

勝てる手法である確率は高いでしょう。

しかし、

トレーダーの成果を左右する割合は【心理的要因80%・トレード手法20%】と言われています。

ファンダメンタル分析またはテクニカル分析のどちらを使おうとも、トレードの成否を決めるのは心理的な要因が八〇%、トレード手法はわずか二〇%しか影響していないと心から思うようになった。

引用:『規律とトレーダー』よりコンピュトラック社社長[ティモシー・スレーター]

つまり、トレード書籍の手法ページだけ読んでマネしても、最大で20%しかトレード成果は変わりません。

トレードの”成果”を変えたいなら、心理的要因、つまりメンタルのページを読み込むべきでしょう。

トレード書籍の役割3選

ここまで、書籍勉強の成長を妨げる[誤解]を3つ紹介しました。

誤解の共通点は、『書籍を1回読んだらすぐに結果が出る』という考え方です。

逆を言えば、『書籍を繰り返し読んで長く活用する』方法が、書籍勉強の鉄則と言えるでしょう。

ここからは、書籍活用の効率を上げるために必要な、トレード書籍の[役割]を3つ紹介します。

役割1:仕組み化

トレード書籍には、検証方法や分析方法など、[濃い方法論]のジャンルが存在します。

・EAの検証/最適化の分析
・時系列分析のデータ活用
・Excel売買システム判別

このような書籍は、必要な時に取り出して、辞書のように活用します。

ぶっちゃけると、内容は忘れてOKです。

繰り返して長く活用するんじゃないの!?

[濃い方法論]の書籍は、仕組み化して活用します。

トレードにおいて、難しい専門知識を”能動的に”使う場面は極僅かです。大半はトレード手法や分析を固める理論の土台として”受動的に”活用されます。

家を建てる場合、土壌審査や耐震設計をもとに設計図を組めば、建築作業の段階まで計算式を暗記しておく必要はありませんね。

トレードも同じで、高度で専門的な分析を駆使して設定値を決めたら、検証データを暗記せずともシステムを運用できます。

勝てるトレーダーは、共通して理論の土台が図太いです。しかし日々のトレードでは、ほとんど意識してません。

分かりやすくまとめると、

[濃い方法論]の書籍は、常に覚える必要がある内容は1割未満。使われ続ける仕組みが作れたらOK

難しそうな本を前に、「え、これ全部覚えないといけないの?」と、気負う必要はありませんよ。

でも、全部覚えたほうが効率的でしょう?

方法論(ノウハウ)を覚えすぎることは、非常に大きなリスクです。

ビジネス名著[イシューからはじめよ]では、知り過ぎると、ノウハウに縛られ発想力が失われると警告しています。

「知識」の増大は、必ずしも「知恵」の増大にはつながらない。むしろあるレベルを超すと負に働くことを常に念頭に置く必要がある。

引用:『イシューからはじめよ』

発想力は、長生きするトレーダーの生命線【自分に合った視点】に直結します。

[濃い方法論]のトレード書籍を例えるなら、家の土台や柱を組み立てる、工具や重機です。

使い方さえ習得できれば、わざわざ持ち歩く必要はありませんよ。

役割2:経験の整理

[ゾーン]や[マーケットの魔術師]など、[濃い思考法]のトレード書籍は、何度も読み直す必要があります。

理由は、トレード経験の解釈(ラベリング)にあります。

トレード経験が蓄積される工程は、次の通りです。

①短期記憶へトレード経験が”格納”
②解釈(ラベリング)により”印象付け”
③より印象に残った解釈が長期記憶へ”蓄積”

ここで重要なのが、②の解釈(ラベリング)

ここがポイント!

勝てる人の思考法で解釈(ラベリング)されると[成長の糧]として蓄積される。
人間のバイアスから解釈(ラベリング)されると[悪癖]として蓄積される。

5連勝したトレーダーを比べてみましょう。

・確率論の捉え方から「偶然確率が偏った」と警戒し、感情の観察を記録する。
・自己奉仕バイアスから「トレードスキルが身についた」と考え、翌日Lotを上げる。

同じ経験でも、捉え方一つで次の行動が変わります。

滑走路をつくるアスファルトが”経験”とするなら、「思うがまま敷いてデコボコに固める」「水平を測る専門器具とロードローラーを活用して固める」の差です。

いくら長く滑走路が敷けても、飛び立てないよ!

勝てるトレーダーとは、トレード経験をトレードに有利な解釈で固めた人といえるでしょう。

でも、読み直さずに覚えられないの?

私も同じことを考え、年単位で取り組みました。

結論、覚えるのは超ハードモードでした。

理由は「メラビアンの法則」にあります。

【メラビアンの法則】
脳の理解は、言語情報7%・聴覚情報38%・視覚情報55%

書籍(言語情報)の内容は、経験(視覚情報)の補助がないと、覚えることは困難です。

例えるなら、経験が木材やレンガだとしたら、思考法の知識は釘や接着剤。取り出すと、すぐに無くす(忘れる)し、固まって使い物にならなくなります。

[濃い思考法]の書籍は、経験のたびに補充が不可欠です。

それなら辞書みたいに、必要なところだけ読み直せばよくない?

これも取り組みましたが、不可能だと分かりました。

人間には「隠れナルシストバイアス」という、思考の不足を感じにくい構造があります。

【隠れナルシストバイアス】
「自分には平均より上の能力がある」と無意識に考えてしまう心理傾向。

実際[濃い思考法]から得られる成長は、経験へ新しい解釈を付け加える気付きが99%でした。

言い換えるなら、

どんな経験に新しい解釈が付け加えられるかは、トレード書籍を読み直すまで分からない。

プロトレーダーに読書家が多い理由が、まさにコレ。

高額なトレード書籍を何十冊も揃える必要はありません。むしろ名著と言われる[濃い思考法]を2~3冊読み直している人が大半です。

「本に数万円も出せないよ…」という心配は不要ですよ。

役割3:ストレス解消/軽減

本を読むこと自体が、科学証明されたリラックス手段です。

サセックス大学・デイビット・ルイス博士の実験を紹介しましょう。

【ストレス軽減率の調査】
①複数の被験者に様々なテスト・運動をさせ、心身のストレスを高める
②読書・音楽鑑賞・1杯のコーヒー/紅茶・散歩・TVゲームを実施
③ストレスの軽減率を測定

実験の結果、[読書]のストレス軽減率68%が一番でした。

トレード成果は心理的要因が80%なので、ストレス管理は最重要。

つまり、トレード前後に書籍勉強を取り入れることがベストです。

・仕事のストレスをリセットするために、トレード書籍を10分読んでから実トレードへ挑む。
・トレード中のストレスを引きずらないために、寝る前にトレード書籍を読み直す。

トレード本を読むより、小説のほうがストレス軽減にならない?

正解です。

療養的なストレス解消には、[小説]が最適解。

それでもあえて[トレード書籍]を挙げた理由は、次の3つにあります。

①トレードに不利な思考を持ち込まない。
②トレード中の不安や恐怖への対処法(解釈方法)が書かれている。
③読むことに[意識を向ける]こと自体にストレス軽減効果がある。

私も最初は小説を読んでました。

しかし作家とは、人間のバイアスや心理学に精通した専門家です。

言い直せば、

小説とは、トレードに不利な思考へ賛同する情報のシャワー

私もこの事実に気付くまで、トレード中に何度も誤った判断を繰り返しました。

トレード経験を不利な方向に解釈(ラベリング)し続けました…

日常的に読むには問題なくても、トレード前後に小説を読むのはハイリスクです。

反対にトレード書籍、特に[濃い思考法]のジャンルをトレード前後で読むと、トレード経験の解釈(ラベリング)が有利に働き、成長効率が高まります。

特に損失の不安や恐怖を受け入れる解釈を直接経験でき、トレードで受けるストレスを長期的に軽減可能です。

研究では、6分の読書でストレス軽減効果が現れました。

難解な本でも、読むことに自体がストレス軽減効果になるので、トレード安定化の工夫として取り入れてみましょう。

まとめ:2年目以降の書籍勉強が最適な理由

今回のポイント

・書籍は繰り返し読んで長く活用することが鉄則
・経験は正しく解釈しないと、成長の糧にならない
・トレード前後に[濃い思考法]の書籍を読もう

どうして2年目以降の本勉強が最適なの?

理由は、1年間以上の蓄積で残った、印象の濃い経験です。

前述した通り、ピークエンドの法則により、人間は最もインパクトがある経験と、直近の経験だけを覚えています。

一年以上経っても覚えている最もインパクトがある経験とは、あなたのトレードで主軸となる経験。

つまりあなたの軸です。

書籍勉強を始めると、真っ先にあなたの軸へ正しい解釈が付け加えられます。

例えるなら、長年の蓄積で押し固められた貴重な鉱石を贅沢に使い、相場で戦う強力な『剣』が手に入るのです。

自己都合の失敗経験は、最高の自己分析。

ピークエンドの法則により、勝手に軸が浮き彫りになります。

いわば、1年間以上相場で生き残った特権といえるでしょう。

コレこそが、私が経験した再現性の高いブレイクスルーの条件です。

ぜひ書籍勉強をリスタートして、相場で勝ち抜く『剣』を手に入れてください。

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この記事を書いた人

トキのアバター トキ FX検証屋

PC18台を酷使して検証を回し続けるFXの【検証屋】|FX歴5年兼業トレーダー|鉄道業リスク管理者|メンタル心理カウンセラー|裁量トレードに挫折⇒簡単な自作EAを量産してポートフォリオ化⇒3ヶ月で月10万を達成|現在64個の『単純EA』を運用|裁量/EA両方に使える【勝ち続ける自立トレーダー】に特化した情報を発信中‼️

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